海外SIM、色々比較して『MightySIM』を購入!初期費用が格安!なかなかいいぞ。これ。
- 2017/02/04
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両親が海外に行くという事で、最近色々と海外SIMについて調べてたのですが、この『MightySIM』、なかなかいいですよ。
色々比較してみて
まず比較したのは、
の5つでした。
何に重点を置くかによってどれを選ぶかは変わってきますが、今回は、2週間以内の渡航だったので、できるだけ安く、そして、両親それぞれいく国が違ったので、その2カ国に対応しているか、あとデータ通信さえできれば電話機能はいらないので(IP電話、LINE等ができるので)、データ通信のみのプランがあるか、この3点に絞って比較していました。
ちなみに『MightySIM』を購入するまでは、この中では今日本で普通に使っているIIJmio『<海外トラベルSIM』か『TAKT』の2つまで絞っていたのですが、最終的には『MightySIM』のメリットが大きかったので『MightySIM』を購入するに至ったので、それは後ほど書いていきます。
価格面について
どこもだいたい初期費用(SIM購入費用)として3,000円前後〜かかってくるようです。それに加えてパック料金がかかるので、『初期費用+プランのデータや音声のパック料金』のタイプが基本のようですね。ただ初期費用の中に『データ、音声のパック込みの料金』のタイプもありますが、その場合でもあとで料金を追加をしないといけないので、結局はどれも同じ『プリペイドSIM』という感じですね。
この5つのSIMに関しては、初期費用とパックの料金(今回は有効期限2週間、200MB前後を基準に調べました。)を合わせると、だいたい¥5~7,000-くらいはかかってくる感じだったので、それくらいかかるのは仕方ないのかなぁ。と思っていました。
が!この比較対象になかった『MightySIM』は、その半額以下!!(2017/2時点)ですみます。
対応している国について
今回は母親はカナダへ、父親はグアムへ、ということだったので、この2カ国が対象になっているかを調べたのですが、グアムがなかなかくせもので、『TAKT』以外は普通に「アメリカ」扱いの対応のものはなく、高い価格帯のZONEか、対応していない。という感じでした。
ちなみに『TAKT』はアメリカのZONEと同じ扱いで安い価格での使用が可能でしたので、グアムを対象にするなら『TAKT』の一択。というところだったのですが、結局のところ、『もしかしたらかかってくるかもしれない電話』や『たまにしかチェックしないメール』のために¥5,000-円以上も払って購入しなくても、ホテル等にWifiがあるんならいらんやろ。となって、グアムに関しては対象外でOK!となったので、この『TAKT』の購入は見送ったのですが、グアムで使用する予定の方は、この『TAKT』がよいかもですね。
『MightySIM』について
そんなわけで、比較対象にすらなっていなかった『MightySIM』だったのですが、たまたまAmazonを見てたらでてきて、評価もなかなかよいようだったので調べてみたら、まず初期費用が¥690-!と他と比べたらびっくりするくらい安かった!んですよね。グアムは対象外地域ではあったのですが、上記に書いたようにもうグアムは対象外でOK!となっていたので、比較対象外から一気にジャンプアップして、購入対象になったわけなのですが、この『MightySIM』、初期費用だけでなくて、プランの料金や、有効期限も他と比べたらよかったんですよね。
プラン料金について
プラン料金については、ZONEにもよりますが、今回のカナダのZONE(ZONE2)に関しては、200MB ¥2,900-〜ということで、まぁ、安い方かな。という感じです。
詳細はMightySIMの料金ページへ
が、それよりメリットに感じたのは、有効期限が『すべてのプランで最大30日間有効』だったんですよね。これ、実はすごくありがたい! んです。他のとこでは、1、14、30日、という感じが多いのですが、30日間あるということは、例えば渡航期間が2週間だったとしても、14日間のギリギリではなく、チェックできる余裕がある!ということなんですよね。もしギリギリしかなければ、日本で使用できるかチェックできない=もし初期不良で使えないものだったら、せっかく購入してもっていっても使えない!という状況になってしまいますよね。書き込みをみていたらそういう方がちらほらいたので、やっぱり日本でチェックできるくらいの少しの余裕があるのは、ありがたいですよね。
ちなみに、どのくらい使ったらどのくらいのデータ量が減るか気になりますよね。なのでこちらにデータ量の目安表を作りましたので、気になる方は見てくださいね。海外SIMを使って気になるデータ量の目安
プランの購入(チャージ方法)、APN設定
そんなわけでいざ購入してみたのですが、設定がすんなりとはいかなかったんですよね。なのでちょっと注意点も含めて書いておきます。
購入したパッケージを開けるとこのようになっています。
購入から使用までの流れやFAQ、問い合わせ等は、http://mightysim.jp/に書かれていますので、詳細はこちらをチェックしてみてくださいね。
プランの購入
プランの購入(チャージ)は、https://www.mightysim.com/ にてアカウントを作成して購入します。ここは問題なくすんなりできました。
ここでは以下のように、データ使用量やデータ残量がリアルタイムで見れるようですので、毎日どのくらい使ったかチェックした方がよいかも。ですね。(データ量の目安表はこちら)
APN設定
ここがすんなりとはいきませんでしたので、注意点も含めて。
(MightySIMのAPN設定ページは、http://mightysim.jp/apnsettingsです。)
- iPhoneの「設定」から、「モバイルデータ通信」→「モバイルデータ通信」がONの状態を確認して「通信のオプション」→「データローミング」をONにして、「モバイルデータ通信ネットワーク」をタップ
- ここでAPN設定を以下のように “手動で設定”します。
APN fast.m2m ユーザー名 なし(空欄) パスワード なし(空欄) APNプロファイルをインストールして行う方法もありますが、これをするには、今入っているAPNのプロファイルを削除してインストールしないといけません。この方法でしてしまうと、いざ日本に帰ってきて今まで日本で使用していたSIMを入れ替えiPhoneを使おうとしても、自動で元のSIMのAPNに書き換えられず、再度日本で使っていたSIMのAPNのプロファイルをダウンロードしてインストールしないといけなくなってしまいます。そのため、帰国後すぐSIMを入れ替えても、iPhoneが使えない! という状況に陥ってしまうと思いますので、APN設定は“手動で行う”ことをオススメします!
色々と試してみてこのようにした方がよいと思って書きましたが、使っているSIMやキャリアでそれぞれ条件は異なると思いますので、どれが最善の方法かは、それぞれの環境で確認してみてくださいね!
ちなみに、『IIJmio』から『MightySIM』 の場合は、この方法がベストだと思います。
とりあえずこのチャージとAPN設定さえすればOKなようでですが、ここ、すんなりいかなかったので、注意点としてまとめたいと思います。
注意点
通常であればSIMカード自体の開通は、チャージされたプランが開始されるタイミングで数十秒の誤差はあれど、直ちに開通されます。とのことですが、なぜか『iPhone SE』で試してみたところ、すぐには設定されませんでした。ですので問い合わせをしてみたところ、
iOSの場合、稀に前のAPNプロファイルや設定が残っていたり、新しいAPN情報に書き換えがスムーズに行われないケースがあるようです。
通常、その場合はネットワーク設定のリセット(設定 > 一般 > リセット)を行うことで解決できる場合が多いですが、このリセットを行うと過去に保存されたWiFiパスワードなどの情報が削除されるので、最終手段といった形です。
とのことでした。ちなみに今回は、2,3時間後に何もせずに開通され、使用できるようになったのですが、この問い合わせというのが、電話で24時間対応してるわけではなく、メールにてのサポートしかないので、やはり渡航する前には、開通が無事行われたかはチェックはしておいた方が絶対良いですね。
APN設定は少々面倒ですが、これはおそらくどこのSIMを使っても一緒だと思うので、是非日本で余裕があるうちに、このAPN設定のテストは行ってください!
あとは、
- 海外に行ったらSIMカードを入れ替えて、APN設定をする。
- 帰国したらSIMカードを元に戻す。必要であれば、日本で使っているSIMカード会社のAPN設定に戻す。
これでOK!です!
あ、あと使用したデータ量(残量)のチェックは忘れずに行ってくださいね!オートリチャージをしてない場合は、使いすぎて肝心な時に使えない。。となってしまう可能性、なきにしもあらずですからね。データ量の目安は『海外SIMを使って気になるデータ量の目安』を見てください。
ちなみに、オートリチャージ機能は、その名の通り『自動でリチャージしてくれる機能』なので、もしオートリチャージ機能をONに設定していて、帰国後外し忘れたらずっと30日に1度リチャージされてしまいます。ですのでこの機能をONにしている方は、帰国後はOFFにすることをお忘れないようにしてくださいね。
最後に、直近のプラン終了日から1年間使用がないと、そのSIMカードは使えなくなってしまいますので、もしまた渡航して使う予定がある方は、使い終わった日から1年以内に、リチャージすることをお忘れなく!
まとめ
APNという言葉自体聞きなれないと思うので、(ちなみにAPN=「Access Point Name」の略です。)少々難しい、面倒臭いなぁ。と感じるかもしれませんが、これはどこの会社のものを使っても一緒だと思います。ですが、これさえしておけば、この『MightySIM』 、どこよりも格安で、海外でも日本にいる時と同じようにネットができるので、少しでも安く海外でネットを利用したい!と思っている方には、渡航期間や日数等の条件によって変わってくると思いますが、この『MightySIM』 はオススメです!!
上記以外(Googleアドセンス)
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