Logic Pro X(10.1):オリジナルアイコンの追加方法(2015年度版)

※最新版ではなくなりました。最新版はこちら

2015年度版 Logic Pro X のオリジナルアイコンの追加方法のメモです。

logicIcon04

以前Logic Pro(9.x)のアイコンの作り方の記事を書いたのですが(詳細はこちら)、現行のLogic Pro X(2015年現在)では、9.xのように簡単には追加できなくなってしまいました。。
調べてみるとかなり面倒くさい作業だったので1年以上ほったらかしにしてたのですが、ふと色んな設定を見直してる時にやっぱりアイコン追加したいなぁ。となって追加してたのですが、…やっぱり複雑で面倒くさい。。これは書き留めておかないと忘れるなぁ。ということで備忘録として書く事にしました。

準備

Logic Pro(9.x)の時はアイコンさえ用意して、あとは所定の場所にそのアイコンを置けばよいだけだったのですが、今回はplistファイルを書き換えないといけないので、まずはその準備。

0, Xcodaのインストール

plistファイルの編集は専用のeditorソフトが必要となるので、とりあえずはXcodeをインストールしておきます。

Xcode
これはAppleのサイトより無料でダウンロード(サインイン後にDLできる画面に移動)できます。ちなみに無理やりテキストエディターのようなソフトで編集できなくはないですが、作業はかなり大変になると思うので、少々容量はくっちゃいますがXcodeをDLする方が無難だと思います。Xcodeが入っている方はこの作業はスルーで。

1,オリジナルアイコンの準備

前回同様、オリジナルアイコンを用意します。

前回はアイコンの条件として、“pngファイル” で、名前は “最初は数字” で、大きさは “128×128” で作らないとダメだったのですが、今回Logic内に入ってるアイコンは、5枚が1つになった “tiffファイル” になっています。名前は最初に数字が必須ではなくなり、“普通の英語表記”でよくなり、最大サイズは “512×512” とRetinaに対応してか、大きめのものが使用されているようです。

ですが、以前作ったpngで作ったアイコンでも問題なく表示されたので、作業短縮のため、pngで進めることにします。
(『せっかくなので綺麗なアイコンで追加したい!』という方は、tiffで作ってくださいね!)

アイコンの名前はかぶらなければなんでもよいのですが、4000個近い数のアイコンが存在するので、やっぱり数字と名前、というような名前で用意しました。

501_Stylus_Kick501_Stylus_Kick.png

こんな感じです。

2, 用意したアイコンの格納

アイコンが準備できたら、それを下記のLogic Pro Xのパッケージ内(アイコンを右クリックでパッケージの内容を表示)の階層へ格納します。

アプリケーション/Logic Pro X/(右クリックで下記を表示)
Contents/Frameworks/MAResources.framework/Versions/A/Resources
logicIcon01

放り込むだけです。ここに色んなアイコンが入っています。

3, plistファイルの編集

plistは上記と同じ、Logic Pro Xのパッケージ内にある “MAResourcesMapping.plist” というファイルで、これをダブルクリックするとXcodeで開かれます。一度も使用した事がないとアプリを選択する画面が出てくると思うので、Xcodeを選択して開きます。

開くとズラ〜〜〜〜〜っと色んなものがあるので、

▼Root
 ▼AssetSetts
  ▼InstrumentIcons
   ▼AllInstrumentIcons
にある
    ▶InstrumentIcon_0XXX を1つコピーしてペーストして、
名前を_0500以降のものに置き換えます。
(2015/8現在、InstrumentIcon_0458まであるようですが、念のため500以降で進めます)

この▶AllInstrumentIconsに今回追加したいInstrumentのアイコンデータが入っています。

logicIcon02

ここの
category、discription、は適当に名前をつけて、
idに先程つけた数字、そして
imageに使用するアイコンの名前をつけます。
id,image以外は必須ではないようですね。

logicIcon03

アイコンの拡張子はなくてOKのようです。

次に、

▼Root
 ▼AssetSetts
  ▼InstrumentIcons
   ▼AllInstrumentIcons
と同階層にある
    ▼InstrumentIconGroups 内の
     ▼BasicSetOthers ここ(これはアイコンのカテゴリフォルダ)の
      ▶item XX を先程と同じように1つコピペして編集します。
今度は名前は変更しなくても自動的に置き換わります。
ちなみに▼BasicSetOthers はアイコンのカテゴリフォルダの、”その他” ですので、ドラムやパーカッション等、作成したアイコンのカテゴリーや、自分の入れたいのフォルダに入れてください。

で、新しくペーストされたものの末尾を、InstrumentIcon_0XXXと、2つ上の画像のように先程つくった名前と同じにします。

最後にファイルをセーブします。

3, Logicを再起動

アイコン選択のとこにいくと、無事表示されてくれました!

logicIcon04

ちなみに名前が間違っていたりすると、違うアイコンがでてきたりしましたので、うまく行かない時はplistの名前や、画像の名前をチェックしたらうまくいくかも?ですね。

最後に

今回のアイコン追加は、曲作りの最中に始めてしまったので、早く作業を終えたくて512×512のtiffではなく、256×256の一枚もののpngや、以前作った128×128を使用しましたが、せっかくRetina対応の綺麗なアイコンになったので、時間ができた時にでもtiffを作ってみようかな。
と後回しにしたらまた1年くらい経っちゃうかもですが。。w

少々面倒くさいですが、思ったより簡単にオリジナルアイコンは追加できたので、お時間に余裕のある時にでも是非挑戦してみてくださいね!

上記以外(Googleアドセンス)


Warning: Undefined variable $in_same_cat in /home/jun3/kimagure-blog.com/public_html/wp-content/themes/kimagure/single-apple_mac.php on line 42

Warning: Undefined variable $excluded_categories in /home/jun3/kimagure-blog.com/public_html/wp-content/themes/kimagure/single-apple_mac.php on line 42

Warning: Undefined variable $previous in /home/jun3/kimagure-blog.com/public_html/wp-content/themes/kimagure/single-apple_mac.php on line 42


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