『バロン』買っちゃいました!比較&レビュー:『コンテッサ』『スピーナ』『アーロンチェア』
長年欲しかったちょっと高級な椅子、オカムラ(岡村製作所)オフィスチェア『バロン:Baron』を買っちゃいました!
今まではWilkhahanの『Picto』という椅子を使っていたのですが、座面がダメになり、さらには気に入っていた「リクライニングで連動して座面がスライドする機能」が壊れたので、ここ数年ずっと買い替えを検討してたのですが、一脚10万くらいとなるとそう簡単に買い換えれない&一度買ったら当分買い替えませんよね。ということでなかなか購入に踏み切れませんでした。この『Picto』にもかなり愛着があったので。。
ですが、先月思い立って購入するに至ったので、納得できるまでかなり色々比較検討はしましたが、最終的に比較した3脚の高級チェア比較&レビュー、使用レポートを書きたいと思います。
目次
最終選考に残った3脚
何も気にせず選んだら、全く決まりません。ですので以下の4点に絞って選びました。
- デザイン:大きすぎるのは嫌だったので、コンパクトでスタイリッシュ、そしてオシャレなものを。
- 値段:安すぎず高すぎず、ということで5万〜10万くらいのものを。
- 機能:この値段になれば、あまり良し悪しはないように思いますが、今まで使っていた『Picto』がリクライニングと連動して座面が移動するものだったので、それがあればなおいいかな。という程度で。
- 保証:長ければ長いに越した事はないですが、これも長ければラッキー程度で。
この4点に当てはまったのが、オカムラ(岡村製作所)の『コンテッサ:Contessa』『バロン:Baron』、そしてイトーキ(ITOKI)の『スピーナ:Spina』だったのですが、ネット上だけではわからない点もあると思い、まだまだ話題沸騰中?のIDC:大塚家具に行って、実際に『コンテッサ』『バロン』『スピーナ』に座って触って体感してきました。
『コンテッサ:Contessa』
デザインは『2003年度グッドデザイン賞』を受賞したとのことで◎。やっぱりオシャレ。
実際に見てもやっぱりいい感じでした。値段は『バロン』より少し高めの設定ということで、機能も少し『バロン』と違って、リクライニングや座面の上下の調整が、肘置きの下にあるレバーでできる機能があります。これは確かにいいな。と思いました。
ただ魅力的な機能ではあっても、これ以外はほぼ機能は変わらず、値段は数万円変わってきます。あと背もたれが『バロン』はローバック、ハイバック、エクストラハイバックの3種類があるのに対して『コンテッサ』はローバックの1種類だけです。『バロン』でハイバックを座ってもたれた時、ハイバックは肩付近までしっかりもたれられ心地よかったので、その後に『コンテッサ』のローバックに座ってもたれると、物足りなさを感じてしまいました。ですが『バロン』のハイバックがなければこちらにしてたかも。という感じですので、女性の方や肩までのサポートはいらない!という方には、肘置きでリクライニングや座面の上下の調整ができる機能、これは快適だと思いますのでこっちかな。という気がします。
『スピーナ:Spina』
こちらは『2007年グッドデザイン賞 金賞』を受賞したとあって、こちらのデザインも◎。
最初あまり選択肢になかったのですが、たまたま発見してデザインに惹かれ、そして今まで使っていた『Picto』にあった、座面と背もたれが連動して動く機能によく似た『パッシブ・スライド・シート&アクティブ・ランバー・サポート機構』と言う機能があり、これがすごく気に入ってしまいました。この機能は、
パッシブ・スライド・シート:着座と同時に座が沈み込みながら後方へスライドする機構
アクティブ・ランバー・サポート:背もたれランバー部が前方にせりだす機構(ITOKIのHPより)
とあるのですが、これは座ると同時に背もたれが前にせり出してきてくれる感じで、今まで感じた事ない座り心地でした。これは体感しないとわかりにくいのですが(詳細はこちら)ほんといい感じで、背もたれも肩までしっかりサポートしてくれますし、値段も『コンテッサ』『バロン』より低めだったので『これにしよう!』というとこまでいきました。
ですが、背もたれ部分に埃が少し溜まるような感じだったのと、少々大きく感じたので、最終的に『バロン』にしたのですが、なかなかよかったです。気分次第でこれを購入してたかも。という感じです。
『バロン:Baron』
デザインは最終選考の3脚、全てが『グッドデザイン賞』を受賞していますね。この記事を書いてて気がついたのですが。ちなみにこれは2005年度に受賞。そんな訳でこちらのデザインも勿論◎。
もう上の2つでだいぶレポしましたが、機能は『コンテッサ』にあった肘置き下でリクライニングや座面の上下を調整する機能はありませんが、数万をプラスしてつけなくてもよいかな。と。肘置き下にはなくても座面下にきちんと付いていますしね。魅力的な機能ではありますが。
『スピーナ』の『パッシブ・スライド・シート&アクティブ・ランバー・サポート機構』も魅力的でしたが、『バロン』のリクライニングも心地よいですし、そしてハイバックの心地よさもあり、また、色を12種類から選べる というのも(『コンテッサ』も)オシャレ感をくすぐられ、そして値段も『コンテッサ』よりは低め、ということでこれに決めたのですが、結果『大満足』です。
保証について
保証はこの3種類は3年(詳細は各商品のHPにて)です。ちなみにハーマンミラー『アーロンチェア』が12年と、この3脚とは桁違いに長く魅力ではあったのですが、デザイン的に『でかい』と感じてスタイリッシュに感じなかったのと、やはり『値段』ですね。最終選考に残った3脚と比べると少々お高いです。
ですので、ま、保証に関しては致し方ないかな。ということになりました。
使用レビュー
実際に使用してみて感じた事なのですが、大塚家具に実際行って体感して購入したとはいえ、うちで実際に使用するのとはやっぱり違いますね。
特に座面、これは今までメッシュのものを使用した事がないのでメッシュにしたのですが、座面であぐらをかいたり、足を半分乗せたりと、家庭用の使用(おそらくオフィスではあまりこういう使用はしない?のかなということで)をするには、不向きだというのがわかりました。裸足で座面、特に縁に足を乗せると痛いです。座布団が必要です。ですので、そういう使用をされる方は、クッションシートにした方がよいかもです。その方が値段も少し安くなりますしね。
アームレスト、肘置きですね。これはアジャストアーム(角度、高さ調整可能)にしたのですが、動かなくてもいいかな。と思いました。デザインアーム(固定タイプ)にしてしまったら、動かしたい時不便かな?と思ったのですが、今まで使っていた『Picto』は固定で困った事はあまりないですし、むしろしっかりと手をついて動かせたので、そう考えたらデザインアームでもよかったのかな。という感じです。前に行く時に机にあたったりする事がある方は、アジャストアームの方がよいとは思いますが。参考まで。
気になるのはこの2点で、あとは全く問題なくただただ快適です。
まとめ
長時間座って作業する事が多いので、少しでも身体、特に腰への負担は減らしていたわらないと(詳細はこちら)ということでこの『バロン』というより高級チェアを購入したのですが、いくら高級な椅子を購入したところで、正しく座らないと元も子もないな。というのは感じました。いい椅子を買っても悪い姿勢で座る事もできてしまいますしね。でも長時間無理なく座る事をサポートしてくれる、という点ではやっぱり安い椅子はかないません。
ですのでせっかく高級チェアを買ったのですから、良い姿勢を常日頃から心がけて、身体、腰をいたわって、ストレスがかからないように使っていきたいと思います。
ちなみに今回は大塚家具で購入させてもらったのですが、対応は Great!! でした。値段も価格保証をしてくれるので、ここにのせているYahoo!、楽天、Amazonの値段と同じ値段にはしてくださいます。(2016/5時点)
そして店頭購入では、もし壊れても大塚家具の方で対応していただけるので、その辺はありがたいのですよね。椅子の引き取りもやってくれますし。ただ値段は同額なので、交通費や時間等も考慮したら、購入が決まっていたり、遠方の方にはネットでの方がお得かもしれませんね。
そんなわけで、大満足の『バロン』ですが、これから長い付き合いになると思うので、大事に使っていきたいと思います。これからよろしくね!!
そして今まで長い間活躍してくれた『Picto』ありがとう!!
各商品のURL
オカムラ【バロン:Baron】:http://www.okamura.co.jp/product/seating/baron/sp/
オカムラ『コンテッサ:Contessa』:http://www.okamura.co.jp/product/seating/contessa/sp/
イトーキ【スピーナ:Spina】:https://www.itoki.jp/products/chair/spina/
Comment
[…] 椅子を変更(詳細はこちら:気まぐれなんでもブログより) […]