WiMAX HOME 02, L02 徹底比較!スピードは?電気代は?色々比較しました!

WiMAXのホームルーター HOME『L02』と『02』をどちらにしようか迷っていて、WiMAXのHPや店の方、家電量販店の方など色々な方の意見を聞いて検討していたのですが、人によって言うことが違うんですよね。。

WiMAX HOME L02 vs 02 徹底比較!

ですので、もう両方買って自分で判断してやれ!と思い、両方買って比較してみたのですが、やっぱり全然違う結果となりました。結論を言っちゃいますと『L02』の方が断然スピードが速くてオススメ!ですね。

気になる電気代も、四六時中繋ぎっぱなしで使ったとしても約36円/1ヶ月ですので(使用端末を1台と想定:詳細は「電気代比較」にて)、気にするほどかかりませんしね。

そんなわけで、今回はWiMAXのホームルーター HOME『L02』と『02』を徹底比較しましたので、そのご紹介です!

『HOME L02』と『HOME 02』のスピード比較

まずは色々な時間でスピードテストをしてみました。アプリは「SPEEDTEST」、機種は「iPhone XS」「iPhone SE(初代)を基本に計測し、SIM2枚を入れ替えたり、時には「Macbook Pro」で計測したりと色々しましたが、どの時間帯でもどの機種でも『L02』が『02』を超えることはありませんでした。

SPEEDTESTで数値測定:WiMAX HOME L02と02にて

ちなみにこの測定地のHOST、Sagamiharaとなってますが、かなり遠いところです。東京都内、世田谷周辺での測定です。

製品名『HOME L02』『HOME 02』
商品画像WiMAX HOME L02 サムネイルWiMAX HOME 02 サムネイル
↑or↓↓下り↑上り↓下り↑上り
2020/07/09
15:30
64.0Mbps5.92Mbps18.4Mbps4.65Mbps
2020/07/09
16:22
39.2Mbps5.49Mbps10.4Mbps0.75Mbps
2020/07/09
17:29
34.4Mbps5.44Mbps16.8Mbps1.82Mbps
2020/07/09
22:35
24.1Mbps4.24Mbps21.6Mbps1.06Mbps
2020/07/09
23:24
17.0Mbps4.83Mbps14.9Mbps0.82Mbps
2020/07/09
23:47
37.8Mbps7.07Mbps25.0Mbps2.16Mbps
2020/07/10
2:22
43.5Mbps1.63Mbps27.0Mbps0.41Mbps

差は歴然ですね。下りも上りも全然違います。ていうか、上りは低すぎますよね。ずっと昔から気にはなってたんですが、WiMAXの上り自体が低いんですね。

あと測定値は7回分しか上げてませんが、気がつけば2機種合わせて150回くらい計測してました。。(^^;
結構この「SPEEDTEST」はデータ量を使うようですので(約100MB/1回くらい減ります)、ある程度測って結果がまとまったら、むやみにしない方がよさげですね。

『HOME L02』と『HOME 02』のスペック比較

スピード比較をしてこれだけ『L02』が速いとわかったので「もういっか。」と思っていたのですが、使い始めて気になったのが、外出しようとする時や寝る時『LEDがやたら明るいなぁ』と感じたことでした。

そこでスペックを比較してみると、最後の『最大消費電力』が大きく違ってたんですよね。

製品名『HOME L02』『HOME 02』
商品画像WiMAX HOME L02 サムネイルWiMAX HOME 02 サムネイル
製造元HUAWEI(ファーウェイ)NECプラットフォームズ
発売日2019/1/252020/1/30
対応ネットワークWiMAX 2+ au 4G LTE※1
最大通信速度※2WAN側:下り最大1,237Mbps※3/上り最大75Mbps※4
LAN側:下り最大1,000Mbps※3/上り最大75Mbps※4
下り最大440Mbps※3
/上り最大75Mbps※4
質量約436g約218g
外形寸法(mm)約93(W)×178(H)×93(D)mm約50(W)×118(H)×100(D)mm
有線LAN規格10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T(ギガビット対応)/2ポート1000BASE-T/100BASE-TX×1ポート
無線LAN規格IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)、IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯)
最大同時接続数最大42台※5
(2.4GHz:20台、5GHz:20台、LAN:2台)
最大21台※5
(2.4GHz:10台、5GHz:10台、LAN:1台)
対応OS※6Windows® 10 / 8.1 / 7
Mac OS X v10.15〜v10.9
Windows® 10 / 8.1
Mac OS X v10.15〜v10.9
最大消費電力24W9W
ご注意事項

  • ※1:au 4G LTEのネットワークは、エリアにより最大通信速度が異なります。
  • ※2:WAN側は基地局から「Speed Wi-Fi HOME L02」までの通信速度。LAN側は LANケーブル接続時の通信速度。
  • ※3:ハイスピードプラスエリアモード(有料)ご利用かつLANケーブル接続時。
    LANケーブル接続時は下り最大1,000Mbps、Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。
    <東京都、埼玉県、愛知県、大阪府>の一部エリアとなります。対象エリアは今後拡大予定です。
    本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。通信速度は機器の能力に依存します。
  • ※4:全国(各都道府県一部エリア)で提供。最新エリアなど詳しくはサービスエリアマップでご確認ください。ハイスピードプラスエリアモード(有料)ご利用時。
  • ※5:本機種は3G通信はご利用いただけません。
  • ※6:対応OSはすべて日本語版・英語版となります。

2020/7時点

ただ、普通に使っている分には正直変わらなさそうです。(詳細は次の『『HOME L02』と『HOME 02』の電気代比較』にて)

スペックに関してはWiMAXの関連ページ(BIGLOBE WiMAX,So-net WiMAX,とくとくBB、など)から欲しい情報だけ色々ひっぱらせていただきましたので、詳細はご契約しているWiMAXのプロバイダ、またはこれからご契約するプロバイダのページにてご確認くださいね。
家でも外でも快適インターネット!So-net モバイル WiMAX 2+

WiMAXの関連ページ

BIGLOBE WiMAX:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/lp/afi/
So-net WiMAX:https://www.so-net.ne.jp/access/mobile/wimax2/af/
とくとくBB:https://gmobb.jp/lp/gentei8/

『HOME L02』と『HOME 02』の電気代比較

そんなわけで気になっていた『HOME L02』と『HOME 02』の消費電力量なのですが、最大消費電力は『HOME L02:24Wに対して『HOME 02:9Wなので、数値上は約2.7倍となります。
が!
先に結論を言っておくと、この数値差がつくことはまずあり得ません。なぜなら『最大消費電力』を使う時は『HOME L02』なら42台、『HOME 02』なら21台同時に使用した時です。それを四六時中使うことはまずない!ですよね?

しかもWiMAXは3日間10GBの制限があるので、こんな使い方をすれば1日目で間違いなくこの制限に引っかかります。よね?ですので通常ではこんなに消費されることはあり得ないはずです。

ということで色々計算して比較してみたのですが、これをご理解の上で見てくださいね。
計算は「1kWh 単価:25円」として 『電気料金計算:https://www.denkikeisan.com/』にて計算させてもらいました。

電気代比較(最大電力使用時)

仮に『HOME L02』は42台『HOME 02』は21台同時に四六時中使用した時の数値です。

製品名『HOME L02』『HOME 02』
商品画像WiMAX HOME L02 サムネイルWiMAX HOME 02 サムネイル
1時間約0.6円
(合計電力量 0.024kWh)
約0.225円
(合計電力量 0.009kWh)
1日
(23時間59分)
約14.39円
(合計電力量 0.5756kWh)
約5.3963円
(合計電力量 0.2159kWh)
1ヶ月
(30日)
約431.7円
(合計電力量 17.268kWh)
約161.89円
(合計電力量 6.4755kWh)
1年
(365日)
約5,252.3円
(合計電力量 210.09kWh)
約1,969.6円
(合計電力量 78.785kWh)

『最大消費電力』24時間使用し続けたとして、1ヶ月で約270円、1年で約3,283円と、数値上は約2.7倍の差はでてきます。

ですが、何度も言いますがこれは『最大消費電力』を使う時、『HOME L02』なら42台、『HOME 02』なら21台同時に使用した時の数値です。ですので通常ではこんなに消費されることはまずないはずです。

では仮に1台のみを使用した時はというと、単純計算で上記『最大電力使用時』の金額を、使用台数で割った金額ということになると思いますので、それで計算をしてみると以下のようになりました。

電気代比較(同時使用1台時)

『最大電力使用時』の金額を『HOME L02』は42台『HOME 02』は21台で割った数値です。

製品名『HOME L02』『HOME 02』
商品画像WiMAX HOME L02 サムネイルWiMAX HOME 02 サムネイル
1時間約0.0143円
(合計電力量 0.0006kWh)
約0.0107円
(合計電力量 0.0004kWh)
1日
(23時間59分)
約0.3426円
(合計電力量 0.0137kWh)
約0.257円
(合計電力量 0.0103kWh)
1ヶ月
(30日)
約10.279円
(合計電力量 0.4111kWh)
約3.8545円
(合計電力量 0.3084kWh)
1年
(365日)
約125.05円
(合計電力量 5.0021kWh)
約93.79円
(合計電力量 3.7517kWh)

これも四六時中繋ぎっぱなしで使用した時の数値ですので、この数値になることはまずない!とは思いますが、これは最小値となるのでこれよりは多くなるのかな?という気はします。ですので参考まで。

節電エコチェッカーでの実測値

試しに「HOME L02」で『節電エコチェッカー』を使って3台同時使用をし(iPhone XS, iPhone SE, Macbook Pro)、速度テストしてみたのですが(約300MB使用?)、消費電力は5w(約0.0021円)でした。

節電エコチェッカーでWiMAX HOME L02の電力測定

ちなみにこのチェッカーは5w以下は反応しないのですが、その後数日このチェッカーに繋ぎっぱなしいで使用してみたところ、一度も反応することなく消費電力は0wのままでした。ということは、最高でも4w以下ということになりますよね。

ですので、1度に2,3台使用する程度なら気にするほどではなさげな感じですが、仮に2台使用時を4w、1台使用時を2wとして計算してみると、以下のようになりました。

電気代比較(同時使用 2 or 1台時)

『HOME L02』にて、仮に2台使用時を4w、1台使用時を2wとして計算した時の数値です。

同時使用2台1台
1時間約0.1円
(合計電力量 0.004kWh)
約0.05円
(合計電力量 0.002kWh)
1日
(23時間59分)
約2.3983円
(合計電力量 0.0959kWh)
約1.1992円
(合計電力量 0.048kWh)
1ヶ月
(30日)
約71.95円
(合計電力量 2.878kWh)
約35.975円
(合計電力量 1.439kWh)
1年
(365日)
約875.39円
(合計電力量 35.016kWh)
約437.7円
(合計電力量 17.508kWh)

これが現実的な数値なのかな。って感じですね。

また、LEDが煌々と付いているのが気になっていた件も、「常時点灯」ではなく「Statusランプのみオン」「オフ」も選べるので、この設定を選べば、さらに電気料金は下がりますよね?

ですので電気代に関しては『最大消費電力』に差があったので気にはなったのですが、1ヶ月で数十円、1年でも数百円以上の差にはならなさそうですので、問題なさそうですね。

WiMAX HOME L02 LED設定画面

まとめ

正直最初は『HUAWEI(ファーウェイ)』というのがかなり気になっていました。トランプのネガティブキャンペーンなのか、それとも本当にデータが中国に送信される(機能がある)のかはわかりませんが、火のないところに煙は立たないですからね。

ですので日本製『NEC』の『HOME 02』が同じくらいの速度ならこっち!と決めていたのですが、これだけ差があると、、、毎日のことですからね。
『HOME L02』という選択になりました。

しかし『最大通信速度は違うけど、実測はそこまで出ないのであまり変わりはない』と家電量販店の店員さんやWiMAXの方々のご意見、あてにならないですね。。実際使ってみるとこんなに差があったんですからね。

そんなわけで、電気代の心配もあまりないこともわかったので『HOME 02』がオススメ!という結果となりましたが、やはり日本製を応援したい、というか使いたい!という気持ちは変わりませんので、『NEC』には頑張って欲しいですよね。
っていうか、1年も後に出してこの結果は残念なので、頑張ってください!お願いします!!

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